社会人向けSPI勉強法

時間のない転職・昇進を考えている社会人にとって、
参考書選び、勉強する単元の確定、時間の使い方すべてに、計画をもって
SPIの勉強を始めなければなりません。

だけど

「どんな参考書を買えばいいのか?」

「勉強の優先順位ってどうすればいいのか?」

「どんな勉強方法が効率的なのか?」

が分からないと思います。

ここではその疑問に対して、スパッと答えていきます。

SPIを受ける転職者が買うべき問題集

2021年卒版 本気で内定! SPI&テストセンター1200題

こちらが、オススメの問題集となります。

ちなみに、私たちが出版したものではないので、客観性はかなりあるかと思います。
その根拠は後ほど説明するとして、

中には

「えっ、、、アマゾンで55位だけど、、、」

「レビューも結構叩かれているけど、、、」

「これ学生向けのテキストでは、、、」

と思う人もいるかもしれませんが、間違いなくこの問題集がベストだと思います。
では、なぜこの問題集をオススメ参考書図書として挙げているのか?

その理由は、二点あります。

(1)この問題集をスラスラ解ければ、100%受かるから

「この問題集を完璧にする!」

と決めて、勉強に取り組んだ方がモチベーション上がりませんか?

参考書をたくさん買って、結局どれからやっていいのかわからなくなったりするより、一つの問題集で完結する方が、明確な目標となりうるので、モチベーションもUPします!!!

事実、経験上この問題集のレベル感とカテゴリの網羅性を考慮すると、十分すぎるといってもいいくらいです。

(2)問題量が多いから

社会人の皆様

効率は大事ですが、やはり

”量”は”実力”に転嫁します。

社会人になると、どうしても”量”を軽視する傾向にありますが、
「転職」という人生の一大イベントで負けたくなければ、

“量”から逃げたらダメです!

その点、この問題集は“量”という意味では十分すぎるほど、カバーしています。

ちなみにテストの合否を決めるのは、

「応用問題が解けるかどうか」にかかっていますが、

誤解を恐れずに言うと、

難易度はあれど、応用問題というものはなく、すべて基本問題だと思っています。

SPIの場合、「損益算」「推論」「確率」などの大カテゴリーが約20種類あります。

さらに「損益算」の中でも、「利益をきいている問題」や「原価をきいている問題」など小カテゴリーがあります。

すべての大カテゴリーの範囲で数えると、合計で150種類くらいの小カテゴリーがあります。

そしてこれら小カテゴリーをすべて基本問題としてとらえて、それぞれの解き方を体に染み込ませることが大事になります。

そうすることで、本番で問題に出会った時も、

「あ!!!!この問題は、あの時の問題と同じ解き方で解ける!!!」

となり、余計な思考を使わずに、スムーズに解けるようになります。

※これを“パターン認識”といいます

話は少しずれましたが

要するに、問題量をこなすことにより、

  1. 対応できる範囲も増える
  2. 解答スピードも飛躍する

この二点がメリットになります。

忙しい社会人が優先すべきSPIの単元

結論から言うと、この順番で勉強すべきだと考えています。

このランキング結果となった、考え方をご紹介させていただくと、
「出題頻度」×「難易度」で重要度を算出して

さらに、「影響度」を加味して順番を決定しております。

簡単に言えば、

「超出るのに、やれば簡単にできるようになるもの!」

は優先度が高いということです。

SPIで言えば、「損益算」や「割合・比」となります。

しかも、これらは、お互いに影響しあう単元になります。

よって、1番目と2番目に挙げさせていただきました。

表読解は場合によっては、「損益算」や「割合・比」より出題頻度が高いのですが、読み取りスピードや計算など慣れが必要かつ、そもそも「割合・比」ができなければ、表読解はできないので、第3位としました。

第4位と第5位は、“定番”の「確率」です。

こちらもよく出題される範囲です。

必ず

「場合の数」⇒「確率」

の順番で勉強してください。

そして、第6位は「推論」

これは「超超よく出る」単元です。

「じゃあ、なんで1位じゃないの?」

その理由は、

難易度が高いからです。

仮に、この「推論」から勉強を始めると、
勉強のモチベーション自体が下がる可能性があるといっても過言ではありません。

もちろん、初期状態である程度できちゃう人は、「推論」からはじめてしまって問題ありません!

社会人必見 超効率的な東大式勉強方法

肝は

一冊の参考書を何回も繰り返して、パターンを染み込ませることです。
最低でも3周はしてください。

騙されたと思って、実践してみてください。
言うのは簡単なことも十分承知の上で

一冊の参考書を何回も繰り返して、パターンを染み込ませることです。
最低でも3周はしてください。

なんだ、東大式とか言っても、結局根性論かよ!

みたいに思うかもしれませんが、

ちゃんとした根拠があります。

上記の図のように、それぞれで目的があります。

一周目の目的は、問題の構造が「わかる」ことです。
ですので、解説をみながら、じっくりと問題の仕組みを理解して解き方を学ぶことに注力します。

はっきり言って、SPIが全く分からないレベルから一周したところで合格しません。

解説を聞いた瞬間「あ~~~~!!!なるほどね!!!解説きいたら納得した!」みたいな感じなるでしょう。

二周目の目的は、自力で「解ける」ようになることです。
ただし、この2周目の状態では、制限時間1分で解かなければならない問題でも3分ほどかかってしまうでしょう。

自力でようやく解けるようになっていますが、速くは解けません。

そして3周目は、時間内に速く解くことを目的に、テキストの問題集に取り組んでください。

以上、それぞれで目的が違うため、最低でも3周はテキストを解いてください。