どのくらい勉強時間を確保すればいいか?⇒結論
先に結論から言うと、約23時間(1360分)は必要です。
※一問解くのに4分と換算
②速さ問題20問/集合15問を解く(140分)
③場合の数30問/確率30問を解く(240分)
④表読解30問/整数の推測15問を解く(180分)
⑤推論を100問解く(1360分)
土日を使って一日5時間×2日=10時間
SPIの応用力と問題数をたくさんこなすことの関係性
多くの社会人の方を講義してるとよく聞かれる質問の1つとしてSPIでの応用力をつけるにはどうしたらいいですか?と言うものがあります。
私はその時にどのように答えるかと言うと、「そもそも応用力なんて言うものはありません」と答えます。
これはどういうことか?
応用力の定義についてまずは認識を合わせたいと思います。
応用力と言うのは
「1を知っていることで10を予測できる。」
または、
「Aを知ってることで抽象化して、別のBの問題を解決できる」
とします。
例えば損益算の問題において、ある基本的な原価を聞かれた問題をあなたが理解したとしましょう。次に、別の問題で割引前の定価を聞かれた問題をあなたが解くとします。
その際応用力が高ければ、先程の基本的な原価を聞かれた問題から、原理原則を抽象化した後に、今あなたが解いている問題に適用します。そうすることで問題を解決しようとあなたの脳はフル回転します。こういった応用力があることに越した事は無いのですがデメリットが1つだけあります。
それははじめての段階で時間が長くかかることです。つまり、解法が反射的に出る状態になっていないということです。
わかりやすい例えを1つだけ挙げるとあなたは8 × 6を考えますか?
きっと考えていないと思います。
これと同様にSPIを早く解ける人と言うのは実はいちいち考えていないのです。
問題を見た瞬間にこの問題パターンはあの解き方で解けると瞬時に判断しているのです。
それではなぜそういったことが可能になるのか?と言うとこういった人たちが様々な問題の種類に取り組んでおり頭の中にその解き方のデータベースが存在しているのです。
もちろん応用するケースがありますし応用力をつけることに対して決して否定しているわけではありません。
しかしそれにかこつけて問題の数や種類を準備段階で削る事はSPIの試験を合格する上での戦略においてはっきり言えば大きな落とし穴になります。
理想なのは応用力に頼ることなく様々な問題の種類、解き方を頭のデータベースに保管しそれを瞬時に引き出すと言うことになります。
まとめになりますが、SPIの勉強を行う上でなるべく多くの数多くの種類の問題を解いてそれぞれに対して解放時かというのをしっかりとまとめることです。
遠回りは近道なのです。